光あふれるリビングと、季節を感じる小上がりの和室
モダンな印象の和室。畳下は全て収納!
「茶室のような、特別感のある空間にしたかった」という和室は、縁側をイメージして畳のない板の間の部分を設けています。Y邸を訪れるお客さまは例外なく、まずここに腰かけてくつろがれるそう。床面から38センチの高さは腰かけるのにちょうどよく、車いすを使用する場合でも、車いすの座面高さが40~45センチですので、移乗しやすく、身体の負担を軽減してくれます。
冬はこたつを置いて、夏は座卓に。
Y邸のようにお子様がいるご家庭では畳の柔らかな上でお昼寝をさせたり、畳下の引き出しにおもちゃを収納することもでき、遊ぶスペースとしても最適です。また、お客様が宿泊される際は、障子を閉めてお客様のためのプライベートな空間としても使えます。
畳下はすべて収納スペース。長物も収納できる大容量の6尺タイプ(収納容量450L)と3尺タイプ(収納容量225L)の2タイプが選べるハッチボックス。スプリングの働きで開閉も楽々です。
まだ新しい設備は活かして、表面にシートを貼ってイメージチェンジ
築9年のY邸の設備は、どれもまだ新しくそのまま使えるものばかりでしたが、ダークな色合いがY様ご希望のインテリアに合いませんでした。そこで、ご提案したのが、既存設備に好みのテイストのシート(※ダイノックシート)を貼る方法。そうすることで、ガラッとイメージを変えることができ、見た目も新品のようにすることができます。費用の面でも、設備交換に比べて大幅にコストを抑えることもできる、おすすめのリフォームです。
(※)ダイノックシートは、最新の技術を用いて木や石などを印刷でリアルに表現した、硬質塩化ビニール素材・粘着剤付化粧フィルムです。粘着性・耐久性に優れていますので、簡単に剥がれてしまう心配もありません。
OUTLINE 概要
所在地:東京都
築年数:12年
リフォーム費用:560万円
こだわり条件:
■キッチンの位置を変えずに壁を取り払い、オープンキッチンにしたい
■造作のキッチンカウンターを設置し、作業効率をよくしたい
■建具の色を変えて、今までの雰囲気を変えたい