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【外壁|基礎・床下|バルコニー|玄関ドア|サッシ|外部木製素材】

外壁

モルタル塗りの軽微なひび割れは構造強度上の支障はありません

外壁

モルタルを塗って吹付け仕上げをする外壁は、下地のモルタルが収縮する素材のために、ひび割れが生じることがあります。これは、建物の構造や強度に直接関係することは殆どありません。但し、ひび割れが大きく生じた場合は、雨水浸入防止のため、コーキング剤充填が必要な場合がございます。また、吹付剤及びコーキング剤は経年劣化いたしますので、定期的なメンテナンスが必要です。 軽微なひび割れが生じたら、外壁用のコーキング剤を割れ目に充填し、同色の外壁材で補修します。 スプレータイプの防水剤も市販されていますので併用すると外壁の防水に効果的です。

基礎・床下

建物の基礎やその外周部、1階の床下などチェックしてください

基礎・床下

基礎は、鉄筋コンクリートで、表面は薄いモルタルで塗られていますので、モルタル特有のひび割れを起こす事があります。(強度には影響ありません。)また、雨などで泥がはねて見苦しい場合は、デッキブラシで水洗いするときれいになります。 基礎外周部には床下換気口が設けられている場合がありますが、周囲に盛土をしたり、犬小屋などを置いたりすると雨水が浸入し湿気を呼び、建物を傷める原因になります。 床下は時々懐中電灯などを使って目視点検し、異物が入っていないか、あるいはカビくさい臭いが発生したり、結露が生じていないかどうかなどをチェックしてください。 異常がある場合は床下の通風等に支障があると思われますので、早目にご相談ください。

  • 床下換気口の有無は、仕様により異なります。

バルコニー

排水の点検はこまめに

ルーフバルコニーなどでは、排水口にゴミや枯葉などが詰まっていると、床面に水があふれ、雨漏りの原因になります。日頃から点検をこまめに行ない、ゴミや枯葉などは取り除いてください。

バルコニー01

■ 防水バルコニーの排水溝・排水口の点検と掃除

下から見た防水バルコニー排水口の位置です。

バルコニー02

■ この部分の仕上げ材が外せます外す時は、ドライバー等を差し込んで持ち上げてください。

重量も有り、壁の隅の部分で少し外し難いので 、指を挟まないようご注意ください。

バルコニー03

■ 排水口が土・ホコリ等で塞がっている防水バルコニーの排水口が塞がっていると集中豪雨の時などに思わぬ事故につながります。

年に1度は排水口まわりの点検と掃除をお願いいたします。

玄関ドア

ドアの閉まる速度の調整(ドアチェック・クローザー)

玄関ドア01

夏季と冬季の温度変化により、多少閉まる速度が変化しますので速度調整をしてください。
ドアの閉じる速度は、速度調整バルブをドライバーで回して調整します。調整の際は、手足や指などを挟まないよう十分注意して調整ください。

玄関ドア02

2速調整の場合

玄関ドア03

第一速度調整バルブ(刻印1側)は、工場出荷時に調整してありますので不要です。 調整が必要な場合のみ、ドライバーで回して調整してください。第2速度調整バルブ(刻印2側)をドライバーで回して調整します。左へ回すと早くなり、右に回すと遅くなります。

排3速調整の場合

調整バルブは3つあります。第一速度調整バルブと第二速度調整バルブで全体の閉じる速度を調整します。調整バルブをドライバーで左に回せば閉扉スピードは速く、逆に右へ回せば遅くなります。扉が閉じる寸前の「力」を強くしたい場合は、ラッチング力調整バルブを左に回しねじ込んでいくとラッチング角度が大きくなり強く締まります。閉じる力を弱くしたい場合は右へ回します。

玄関ドア04

■ 風除室や玄関間仕切りを付けた場合 風除室や玄関間仕切りなどにより玄関の気密性能が良くなるとドアチェックを調整してもドアチェックだけでは玄関ドアのラッチが掛からないことがあります。ドアチェックの力で玄関ドアのラッチが掛からない場合は、手動で閉めてください。

調整時のご注意

調整バルブは必要以上に回したりしないでください。締めすぎると調整バルブが外れ油もれを起こし正常に機能しなくなります。

サッシ

  • サッシメーカーにより、多少形状が異なります。

クレセント調整

サッシ01

クレセントを完全に回してから、障子を開けてください。中途半端な回し方で障子を開閉しますと、外側の障子に当り、傷や破損の原因となります。また、クレセントが掛かりにくくなった場合は右図のように調整してください。クレセント本体の取付ビスをゆるめて、上下に動かして調整してください。調整巾は、上下各2.5mmです。

障子はずれ止めの調整

サッシ02

障子はずれ止めは、障子の落下防止や防犯上とても効果のある装置です。ガラス掃除や戸車調整後は、必ずはずれ止めを上げて固定してください。

戸車の調整

サッシ03

障子の開け閉めが重くなったと感じましたら、先ず戸車やレールにゴミや小石がはさまっていないか調べてください。 次に、戸車を右下図のように調整します。また、鍵付け等が狂っている場合も同じように調整してください。 戸車調整は、右図のように、戸車の調整ビスをドライバーで回してください。右へ回すと、障子が4mmまで上がります。戸車調整をした場合は必ず下端ブロックが下枠に接するまで下げてください。 はずれ止めの取付ビスをゆるめ、上げて調整してください。 サッシの上枠面と2~3mmスキ間をあけてビスをしめてください。 反対側も同様に上下調整することができます。

クレセント調整

サッシ04

キャップを外し上下のビスを締め直すことによりグラツキを調整することができます。

サッシ05

■ デザインクレセントの場合

図のビスカバーに マイナス ドライバーの先端を差し込み回転させカバーを外します。

サッシ06

■ クレセント受け クレセント受けの取付ビスをゆるめて、左右に動かして調整してください。調整巾は、左右各2mmです。 ロック付きクレセントは必ずロックを解除してから操作してください。破損の原因になります。

網戸はずれ止め防止調整

サッシ07

このビスを左に回しゆるめることによりはずれ止め防止金物を 上下に調整することができます。

サッシ08

反対側も同様に上下調整することができます。

外部木製素材

木製部分はまめに塗装を

外部木製素材

木製部分にはペンキ塗が効果的です。ペンキを塗る前に防腐剤を塗っておくとさらに良いでしょう。全面塗り替えは2年毎くらいですが、まめに塗っておく事が大切です。 釘やネジが錆びて緩んでいる場合は、取り替える必要がある場合があります。