我が家はまだ未就学児ですので、親としては常に子どもの行動に目を配ることです。公園に行ったりスーパーへ出かけてもママ同士のコミュニケーションに夢中になりすぎず、常に子どもがどこにいるのか確認しています。今後目が離れる小学生などになったら、やはり地域の人の目も大切になってくると思うので、街の方とコミュニケーションをとり、親の離れた時でも「○○ちゃんそこにいたよ」と言い合えるような目の届く人間関係を築いておくことも、親の役割と思っています。
千葉・船橋市 殿木さん
マンション独自で集団登校をしています。また、名前は知られることのないように持ち物の名前は内側に書いています。
東京都・東大和市 前田さん
自宅のすぐそばでの事件や事故も後を絶ちません。集団登校によってマンションの中までお友達と一緒に帰ってこられることはベストですね。また、子どもへの声かけの手口はどんどん巧妙化しており、名前を呼びかけられると子どもは心を許してしまいがちです。手提げバッグや自転車など子どもが身につけるものについては工夫が必要ですね。名前の代わりにマークやシールで判別する方法がおすすめです。
防犯ブザーを習い事に出かけるときは持たせています。マンション内では管理人さんやフロントの人、清掃の方々などに挨拶するように子どもには伝えています。
東京都・府中市 匿名希望
防犯グッズで一番手頃なのが防犯ブザーですね。通学や通塾には欠かせません。防犯ブザーを「いつ」「どのように」鳴らすのか、夏休み前に子どもと改めて確認しましょう。そして最も簡単ですぐに始められる対策のひとつが「挨拶」ですね。マンションの住人にだけでなく、マンションを出入りする宅配業者の人や、オートロックの共同エントランスの中へ入る際に一緒に入ろうとする人がいれば、大きな声で挨拶してみましょう。
基本的には「1人にならない」、個室( 特にエレベーター)では「2人にならない」ように子どもに伝えています。
最近多いイヤホンも禁止。うしろから近づく音が聞こえないといけませんから。
東京都・練馬区 匿名希望
エレベーターで大人の人と2人きりになりそうだったら一度降りて待つか、階段をつかうくらい用心してもいいですね。エレベーター以外にも意外とマンションには「死角」となる場所が。駐車場や駐輪場、非常階段、ゴミ捨て場には子どもだけで近づかないようにしましょう。また、歩きながらのイヤホンやヘッドホンも控えたいものです。背後から近づく音のほか、車や自転車の音、モノの気配にも気付きにくくなります。防犯のためだけでなく、事故の防止にもつながりますね。
お住まいのマンションやご家庭では、どんな防災対策をしていますか? 「我が家の備蓄品」や「おすすめの防災グッズ」なども教えてください。
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※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2015年6月時点)
地域で協力して子どもを守ることは非常に大切ですよね。子どもも大人も知り合いの関係が防犯性を高めるでしょう。マンションの防災訓練、地域のお祭りなどのイベントへ積極的に参加することも近隣との関係を高める第一歩です。