いつの間にか私たちの生活に身近になってきているロボット。ロボット掃除機はすっかりお馴染みですが、洗濯や料理、介護や子育てから健康管理に至るまで、様々なシーンで暮らしをサポートしてくれるロボットが次々に誕生しています。トヨタ自動車(株)が開発を進めている生活支援ロボットHuman Support Robot。これは言ってみれば動くスマホのようなもの。シンプルな性能ですが、アプリ次第で可能性は無限大です。既成概念に囚われない新しい発想と組み合わさることで、ロボットのある生活はスマホ以上に私たちの生活にインパクトを与えてくれるかもしれません。ワクワクするような未来がやってくる日も近そうです。
アメリカやイギリスでは実証実験も行われ、実用化に向けて準備が進んでいるドローンによる宅配。日本国内でも複数の企業が取り組みに着手しています。
会話から子どもの成長に合わせた学習を支援してくれたり、日常的な会話を分析し、個別の英会話レッスンプログラムを生成するなど、新しい学習システムが製品化に向かっています。
声をかければ料理を運んでくれたり、保存しているお酒に合わせておつまみも提案してくれたり、そんな冷蔵庫の開発も進められています。
臭いや尿から、健康状態を分析してくれるトイレも登場しそう。すでに実証実験もスタートしています。ネットワークで医療機関とつながれば、毎日のトイレタイムはお手軽な健康診断に!
暮らしを便利に楽しくしてくれる、誰でも入手可能なロボットを紹介します。
離れて暮らす高齢の家族や留守番をする子どもの様子などを、アプリを通じて確認できるほか、音声やテキストでのコミュニケーションも可能。スケジュール確認など、日々の生活もサポートしてくれる。本体価格99,800円(株式会社FRONTEO ※サービス利用料別途)
洗濯物を本体に入れるだけで、自動でたたんでくれる全自動衣類折りたたみ機。人工知能が衣類の特徴を覚え、家族ごとに分別。コーディネートも提案してくれる。オープン価格/2018年度出荷予定(セブンドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社)
靴下のニオイをかがせると、においの強さによって反応を変えるロボット。悪臭の場合はなんと気絶!!臭いの充満を防ぐため、お尻から消臭剤を勢いよく放出する機能がついたタイプも現在開発中。価格は3万5000円から(合同会社Next Technology)
株式会社シンク・コミュニケーションズ
代表取締役 石川勝氏
東京大学IRT研究機構プロジェクトマネージャー兼、IRTコンテンツ部門長(2006~2016)愛知万博ロボットプロジェクト、経済産業省クールジャパン事業、デジタルコンテンツEXPOなど多数のプロジェクトにてプロデューサーを務める。
※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2018年6月時点)