台風&ゲリラ豪雨発生!
そのときどうする!?
秋に備えて、知っておきたい安心・安全
初夏から秋にかけては、台風の発生や前線の影響により、大雨や洪水、暴風、高潮などによる自然災害が発生しやすい季節です。また、近年は短時間に狭い範囲で非常に激しく降る雨も頻発し、大きな被害を及ぼしています。突き上げてくる突風や浸水などの被害は、頑丈なマンションでも油断は禁物です。今号ではほんの一部ですが、備えのための情報をお届けします。日頃からさまざまな情報に気を配り、正しい知識を身に付けることが、突然やって来る自然災害から身を守るためにも、大切なことではないでしょうか。
ご近所の方と
コミュニケーションを!
マンションの場合、避難所に行かず自宅やマンション内で過ごせる可能性も。いざというときにお互いに助け合うことができるよう、日頃からコミュニケーションを取り合っておくことが大切です。
ベランダの確認
鉢植えなどは室内へ。ベランダが浸水しないよう、排水溝の掃除は日常的にしておきましょう。
窓ガラスの補強を
事前に飛散防止フィルムを貼っておくと有効ですが、間に合わない場合には、閉めたカーテンと一緒に、窓ガラスの四方をガムテープなどで留めておくと良いでしょう。
窓ガラスには
近づかないで!
マンションの窓には雨戸やシャッターがないので、風で物が飛んできて窓が割れるおそれがあります。暴風発生時は窓ガラスには絶対に近づかないでください。
ハザードマップを確認
洪水、土砂崩れなど、お住まいの地域の災害リスクや避難場所などを事前に確認しておきましょう。
非常用品を備蓄しましょう
停電や断水を想定し、非常用品を備えましょう。ガラスが割れたときなどに備え、ブルーシートや補修材も用意しておくと役立ちます。また、共用部の非常用品についても、置き場所や使い方を知っておくことも大切です。
気象情報・掲示の確認
台風の発生状況や進路について、気象情報をこまめに確認しましょう。また、状況に応じてマンションマネージャーや技術スタッフより掲示などでお知らせする注意事項もご確認ください。
降雨量を
感覚的に理解しましょう
1時間の降雨量が50mmを超えると、排水処理が間に合わず、内水氾濫するおそれが高くなります。日頃から、実際に降っている雨の様子から降雨量を推測できるようにしておくと豪雨予報の際には、適切な行動ができるようになるでしょう。
※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2019年6月時点)