わが家の安心・安全

高齢者の一人暮らしと見守り

少子化や核家族化、人生100年時代の到来など、日本の社会事情や家族構成の変化により、一人暮らしの高齢者は増加傾向にあります。
一人暮らしをより安心・安全なものにしていくためには、さまざまな観点から暮らしを考えることが大切です。

バリアフリーと利便性

バリアフリーへの対策が施しやすいのもマンションの特徴です。事故を防ぐだけでなく、外出しやすい環境を整えることも充実した毎日を過ごすために大切な要素です。

防犯性

オートロックや管理人の存在、高層階など、窃盗犯が侵入しにくい要素が比較的マンションには備わっていることが多いでしょう。高齢者を狙った犯罪も多発している昨今、マンション全体でのセキュリティの確保も安心・安全のポイントです。

コミュニティ

マンションコミュニティを通じてさまざまな世代の方と関わることは、イキイキと暮らしていくためのよい刺激に。これまでの人生経験を活かしたり、社会や誰かの役に立つことをしたり。心を前向きにすることは健康維持にも効果的です。

カメラ

室内にカメラを取り付けることは、直接的で、見守る側にとって情報量の多い方法です。人感センサーやマイクを組み合わせることで、さらに心強い見守り対策に。

IoT 家電

IoTによって、日常的なドアの開閉、電気ポットやテレビの使用状況、照明のON/OFFを外から把握することで、プライバシーを尊重しながら見守ることが可能になってきています。

ロボット

見守り機能を搭載したロボットも身近になってきています。可愛らしいロボットとのコミュニケーションは癒やし効果も。

※ IoT(Internet of Things)とはさまざまなモノ(物)がインターネットにつながることで、モノから個別の情報を取得でき、その情報を元にモノを制御できるという仕組みです。

株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所代表取締役社長。
特定非営利活動法人キッズデザイン協議会理事。
シンクタンクとして各種のコンサルティング、空間開発、地域開発に携わる。JIS Z8150「子どもの安全性─設計・開発のための一般原則」の原案作成に関わるほか、国際標準化に向けて活動中。

監修 高橋義則氏

※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2020年6月時点)

住まいるONLINE
Copyright © Nomura Real Estate Partners Co., Ltd. All Rights Reserved.