病院に行くことも難しくなる災害時。心と体の健康は自分で維持する必要があります。不安な気持ちになるときに元気でいるためには何が必要なのか?そんな備蓄をイメージしてみましょう。
日常的によく使う食材などを少し多めに買っておき、使った分だけ買い足していく方法が家庭内流通備蓄(ローリングストック)です。家族の好きなものを切らさない、そんな意識も大切です。まずは今の備蓄で、栄養や調理法も考えながら、何日分の食事が可能かをシミュレーションしてみましょう。
時短調理やつくり置き、大型スーパーでのまとめ買いなども備蓄につながります。普段の習慣に災害時のイメージをほんの少しプラスするだけで、効果的な備蓄を無理なく続けることができます。
災害時にも、お酒やジュースは料理に使ったり、不足しがちなビタミンなどの栄養補給にも役立ったりします。お気に入りの飲み物なら、普段からたくさん備えておくだけでうれしいもの。備蓄する水分の一部に、嗜好品の飲み物も交えて、暮らしの中で楽しめるアイテム選びを。
例えば、卓上コンロでできる鍋料理は災害時にもおすすめ。備蓄した野菜や肉も無駄なく使えて、味のバリエーションも豊富です。煮込む時間や具材を調整すれば、赤ちゃんから高齢者まで一緒に食事ができる最強の非常食です。
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