AEDをもっと知って、
安心・安全に

発生場所別 心肺機能停止傷病者(令和2年)

出典:総務省消防庁 令和3年版救急・救助の現況

AEDってそもそも何?

AEDとは、心筋梗塞などが原因で心臓がけいれんし、血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になったとき、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。AEDが必要となるような状況は、実は住宅で最も多く起きています。暮らしをより安心・安全にするために、AEDについてもっと知っておくことが大切です。

一般市民が心肺蘇生等を行った場合の救命率

出典:公益財団法人 日本AED財団 パンフレット/WEBサイト

迷ったら使う勇気を!

倒れた人に意識や呼吸などの反応がない場合、AEDが必要かどうかは素人には判断が難しいもの。でもその判断はAEDがしてくれます。AEDの使用とあわせて、胸骨圧迫や人工呼吸を行うことで、一般の人でも誰かの命を救うことが可能です。勇気を持って、とにかく使用を開始しましょう。

AEDの使い方

倒れている人を発見したら、反応を確認し、119番通報しAEDを要請します。

電源を入れて
AEDの声をよく聞く
パッドの絵の指示通り
胸に貼る
必要なら安全確認後
ショックボタンを押す

もしものときに備えて、
AED活用の準備を!

日頃からどこに
あるのかをチェック!

救命率を高めるために、望ましいのは3分以内に使用開始すること。もしもに備え、設置場所を確認しておきましょう。お住まいのマンションにある場合も。

スマートフォンで
最新情報を共有するしくみも

正確で新しいAED設置情報や、救命処置について学べるアプリも活用してみましょう。

家庭向けのAEDも
登場しています!

自宅のそばにAEDがない方などに向けて、小型で軽量なもの、レンタルできるものなど、家庭向けのAEDも登場してきています。

日本AED財団では定期的にオンラインにて無料のAED講習会を実施しています。詳しくはホームページをご覧ください。

監修
公益財団法人 日本AED財団

※ 本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2022年12月時点)