記憶力や判断力などの認知機能が低下して、社会生活に支障をきたす状態を認知症といいます。シニア世代だけでなく、若い層でも、誰もがなりうると考えられています。日々の暮らしのなかで意識的に脳を刺激し活性化させることが、認知症の予防につながります。
何をするのも面倒に感じるのは、うつや認知症の症状のひとつです。無気力になると活動量が減り、脳機能も低下してしまいます。「朝起きたらベッドメイクする」「1日 1 問、パズルを解く」など小さな目標を立てて継続することで気力を回復し、脳を活性化させましょう。
楽しいと感じることが思い浮かんだら、その分野のサークルに見学に行ってみたり、その分野の達人に教えてもらえる教室を探してみたりするといいでしょう。新しい学びやそこで生まれる新しい出会いも、脳にとって、とてもよい刺激になるはずです。
例えば朝食のメニューの一部を忘れるのは老化現象、朝食を食べたこと自体忘れるのが認知症。「変だな」と思ったら病院へ。一方で若年層の「スマホ認知症」は脳の情報過多が原因。スマホから距離を置き、ぼんやりする時間を作ることで脳機能を回復させることも大切です。
野村不動産ウェルネスでは、超高齢化社会という日本が抱える大きな問題に対して、健康寿命の延伸に特化し、生涯の自立生活を目指したシニアレジデンス「オウカス」の運営を行っています。