季節やTPOなど、さまざまな種類や数が必要な衣服ですが、一方で大量生産・大量消費・大量廃棄は
大きな問題です。自分自身のクローゼットの中身から、あらためて見直してみましょう!
パーティドレスやブランドバッグなど、クローゼットに眠っていませんか?専用のシェアリングサービスも充実してきているので、借りるだけでなく、貸すことも手軽になってきています。
生産から販売まで、環境問題や労働問題、社会問題にも配慮している“地球と人に優しいファッション”が「エシカルファッション」です。よく購入しているメーカーはエシカルな取り組みをしているのか、あらためてチェックしてみましょう。
AIのスタイリストがコーディネートを提案してくれる、そんなアプリも登場しています。新しいものを増やさなくても、工夫次第でファッションを楽しむこともできるでしょう。
フリマアプリはより身近になり、古着を回収してくれる店舗も増えてきています。染め直しやお直しなどのリメイクをすることで、また着られるようになることも。また、普段のお手入れや洗濯方法に気をつけるだけでも、衣服は長持ちするようになります。
古くなったり、気に入らなくなったり、着なくなった衣類をゴミにする前に、考えてみましょう。
身近なことの選択や、
小さな行動次第で、
つながるGOALを増やしていけます。
PICK UP
CO2 排出量を削減し、
自然と豊かに暮らすために
世界中でCO2排出量の削減が叫ばれる中、有害な排気ガスが出ない電気自動車(EV)の需要が高まっていますが、普及率が世界一高い国が北欧ノルウェーです。新車販売に占めるEVの割合は2021年には65%まで上がりました。一方、日本のEV普及率は1%未満です。ノルウェーの人々は、自然の中で調和して暮らす「フリルフスリフ」と呼ばれる生活スタイルを、古来より大切にしてきました。自然から恩恵を受け、共に生きるために環境を積極的に保護することは当たり前という精神性が、この普及率の高さにつながっているのかもしれません。
自然と調和した暮らしを営む、
西ノルウェー フィヨルド沿いの村の様子
Sustainable Development Goalsの略称で、2015年に国連で採択された国際社会共通の目標です。
経済、環境、社会の諸課題を包括的に扱う17のゴール、169のターゲットが設定されています。
SDGsのロゴが丸い輪で表されているように、それぞれの課題は相互につながり、関係しています。
※本サイトに掲載している記事は、発行時における情報のため、現状と異なる場合があります。(2022年3月時点)