プラウド東園田管理組合では、高齢者等見守り安心事業を立ち上げ、この事業を進めていくために見守り安心委員会を設置し、活動を始めて2年目になります。この事業は「居住者の方々とのコミュニケーションづくり」のため「お茶会」を開催したり、「さまざまな話題や情報を提供できれば」との思いから「見守り安心事業だより」を発行しています。また、見守り安心事業の必要性を知っていただくために「講演会等の広報活動」をする一方で、「少しでも居住者の皆さまのお役に立てるように」と安心委員会委員による勉強会や話し合いを毎月開催しています。5～10年後にはこの事業の意義が居住者の方々に浸透することを願いながら、基礎づくりをしています。
各家庭から持ち寄った不用品を交換もしくは差し上げるイベント「リサイクルの輪」を開催しました。このイベントは、居住者同士がコミュニケーションを図り、お互いに声をかけ合えるコミュニティをつくることを目的として企画。来場すると会場内でのお茶会に誘われ、そこに参加することで居住者同士が出会い、語り合える場をつくりました。
イベントを立ち上げたのは、もっと居住者同士でコミュニケーションを図りたい、と同じように考えていた6人。6人はもともと友達というわけではありませんでしたが、同じ思いを持った仲間として月に数回集まるようになり、実行委員としてイベントを企画しました。
今回のイベントでは、半年前に行った初回イベントの反省をふまえ、イベントの名前を変えてわかりやすくしたり、内容がわかるようにポスターに明記したりと工夫を重ねました。そのかいあって、初日だけで前回より多くの来場者を集めることができました。「今まできっかけがなくて声がかけられなかったけれど、ここで出会って、これからは声がかけられる」と来場者から喜びの声があがるなど、イベントは大成功。来場者アンケートをもとに、今後もイベントを通して居住者同士のつながりを大切にするコミュニティづくりに取り組みます。
